映画は人生、どこまでも
しばらくブログの更新が途絶えました。
忙しかったのである。場末のOLも期末は一丁前に忙しかったのである。
そしてようやく落ち着いてきた。春。
お仕事だいぶ消耗したので、まずは何本か映画を観たい。
あぁ、プラダを着た悪魔が観たい。
正真正銘のお仕事系眼福映画です。
メリル・ストリープとアン・ハサウェイの掛け合い、煌びやかなお洋服、メリルの本音…
この映画で一番好きなのは、秘書になりたてのアンが、他部署のベテラン、ナイジェルに愚痴を言うシーン、
アンの泣き言を聞いていた彼が一言
So quit. (なら辞めろ)
って言うんです。
この仕事に就きたい人はゴマンといるんだからって。
これがしびれる。
ついつい人のせい、環境のせいにしちゃうけど、自分で選んだ仕事だし、嫌なら辞めればいいんですよ。ほんとに。文句ばかり言ってたら周りに迷惑。
なんかあるたびに私の中でナイジェルが言う。
So quit.
それからフランス映画観たい。
フランス映画ってつくづく不思議で、大体結末ハッピーエンドじゃないし、伏線回収しないし、fin.って字幕が観客を突き放して置き去りにするんだけど、
ふと普段の生活の中で思い出したり、噛み締めたり、勇気をもらったりすることがすごく多い。
つまり映画館では全く寄り添ってくれないくせに、実生活ですっと現れて側にいてくれたりするのです。そんなことって。
予定調和なんてどこにもない人生と、愚直に向き合うための装置が映画なのかもしれない、つまりこの人たちにとって。
自分にも人にも厳しい友人に会った後みたいな、ほろ苦くて泣き笑いしちゃう感じよ。
さー今年度は高めの目標立てたし、また一年がんばるぞ。
上記、エイプリルフールではない。
今日も私に幸あれ。