久しぶりの投稿と、こんな世界でいいのか

また仕事でひと山越えたわけで、どうもお久しぶりです。

仕事と試験勉強などしていたのだけど、資格試験とか語学とかやってたら大人になっても一生勉強し続けられるという事に気付いて嬉しくなってる。


やはり地方の会社で朝から晩まで同じ顔ぶれに囲まれて、世の中の動きから目を逸らす事もできちゃって茹でガエルになるのは性に合わん。合わんのだ。


最近世の中が騒がしくて、ずっと思ってたんだけど、こんな世の中でいいのかってかよくないよね。

足元では消費税が上がり、給料は上がらず、むしろ不景気と働き方改革を掛け合わせた結果残業規制で手取りが月数万円単位で減り、欲しい物を諦めたりいくつかの日用品のランクを落とさざるを得なくなってきたけど、良いわけないよね。


私が買わなくても商品自体は存続し続けてほしいと思う化粧品、そんな勝手が通用しないのはこちらとしても分かっていて、きっと私と似たレイヤーの人は相当数いるはずで、すると高級品未満の「ちょっといいもの」がこの局面でばたばた倒れ、市場に庶民のための安価品と、一部の人のための超高級品があふれ、一度その傾向が始まったらどこまでもポジティブフィードバックがかかって両者は極限まで分離し、社会全体が地盤沈下する気が、とてもする。


いや、だから、良くないのだ。


私たちの社会は危機的状況だけど、だったら国外に脱出すればいいじゃんって考え方に私は懐疑的で、旅行とは訳が違うわけで、故郷を離れて異国の地で自分の異質さと無力さに打ちひしがれるとき、故郷の姿が見る影もなく変わっていくとき、そして永遠に失ってしまったと思うとき、その悲しみはけっこう深刻に人間の心を蝕むと思います。

それはパレスチナを見てたら、分かるなんて言えないけど、でも事実として感じるところがある。

生まれ故郷の東京を離れて地方で暮らしている自分にも、望郷という感情は、ある。



なんだか最近責任という言葉が瞬く。

やりたいことと、やれることは増えていき、人生の残り時間は減っていくというこの真理を、誰かが端的に言い表していたようないないような。



今日も私に幸あれ。