YUKIが好きだ

昨日J-WAVEの丸の内MUSICOLOSYという番組を聴いていて、

毎週一組のレジェンドミュージシャンについてDJとゲストが語る番組なのですが、

そのレジェンドミュージシャンがYUKIだったのです。

つまり、今夜のテーマはYUKI、って状況。



私は思春期の入口がJUDY AND MARYの最終章と重なり、思春期真っ只中はYUKIがソロ始動、その後大学生になっても大人になってもずっと大好きで、同世代のご多分に漏れずYUKIになりたかった女の子の一人でした。


昨日のラジオのゲストは男性と女性一人ずつで、女性の方はギャルバンのギターボーカルの子だったのですが、その子が言うように私たちにとってYUKIは一つのカルチャーで、ファッションとか髪型とか、私も密かに真似したりしていた。


真似するだけじゃ物足りなくて、YUKIは当時J-WAVEでたしか月曜日だったかな、夜10時からのOH! MY RADIOという番組の曜日担当持ってたのだけど、中高生の私はそこにメール投稿して、そしたらたまに番組で読んでくれて、それだけで一週間幸せだったりした。



いまから数年前に私にとっての転機が訪れて、YUKIが40歳(!)をむかえ、自分自身も結婚やら大好きだった祖母の死やらが重なり、

もう女の子じゃないんだし、YUKIもそのうち活動休止とかするかもしれないし、いつまでもYUKIに頼ってちゃいけなよな、ってなぜかそんな風に思って、意図的に離れた時期があった。

アルバムも買うのやめて、ライブにも行かなくなった。



そんで結婚を機に新天地へ引っ越して、

いつの間にか自分の好きなことより周りに馴染むことを優先を、もう半ば無意識にやっていたのだけど(これは別に誰を責めるわけでもなく、強いていえば私の未熟さだと思う)、

ある時ぽん! と限界がきてふざけんな全部いやじゃー!! と、私の中で何かが爆発、その時私は久しぶりに、ちゃんと一人でYUKIの音楽を聴いた。

そしたら好きすぎて泣けた。



こちらが一方的に離れていた間もYUKIYUKIのままフロントランナーであり続けていて、かわいくてかっこよくて、全くブレないのに柔軟で、やっぱり大好き、だった。



本当に大好きなものについて語るとき、言葉がうまく見つからなくて、ついついエピソードをたくさん披露してなんとか伝えようという迂回行為に走りがちなんだけど、YUKIに関してはまさにそれ。



この文章、YUKI本人について全然何も説明してないんだけども、愛が溢れてることは伝わってくれ。


とにかく昨日は、そんなYUKIが大好きな人たちが曲を聴きながらYUKIの素晴らしさを語るという番組が聴けて、幸せな夜だったなぁ。



それにしても、radiko プレミアム最高。

タイムフリー + エリアフリーで、東京でオンエアした番組を、2時間後に地方で聴けたりするんだぜ。



今日も私に幸あれ。

YUKIと、YUKIを愛する全ての人にも!