メルカリの凄さを挙げるとキリがない
遅ればせながら、先日メルカリを始めましてん。
流行に敏感な友人が「なんでも売ってるし、なんでも売れる」っていうから、ものは試しと思って。
箪笥や押入れの肥やしになってた品々を数点出品してみた。
そしたらハマった。
まず手軽さが凄い。
スマホで簡単出品とか言ってるあれ、ほんとやで。
写真を必ず載せるんですが、掲載できるのが4枚までなので、洋服だったら表面と裏面、洗濯表示のタグとあと気になる部分とか。
それくらいあれば十分でしょう、という運営側の見極めがすごい。
値付けも自分でするわけですが、商品名・ブランド等から割り出した「このくらいの価格帯が売れるよ」というおすすめ価格が表示されるので、マーケット全体でかなり最適化された価格設定の商品が出回ってるように感じる。
次にシステムがすごい。
購入者が払った代金が、一旦事務局預かりになり、商品が届いて、出品者・購入者が相手を評価してから出品者に入金されるシステム。
言わずと知れた匿名配送。しかもトラッキングできる。
安さをとるなら普通郵便での配送ですが、これを選ぶと購入時点で予め登録した宛先が出品者に自動で通知されるシステム。
更にソーシャル要素がすごい。
私は主に出品者として取引してるのですが、出品すると、その商品を「見た人の数」「いいね! した人の数」「コメント数」が分かるようになっている。
これがね、いいねの数が気になってついつい見ちゃうのです。
あと、取引の最後に購入者と出品者が双方を評価してお金が入る、その評価コメントは公開されるわけで。
自分に対する他人の評価をまた別の他人が見る、という、これはもう。食べログに自分の店が載ったらこんな気持ちなのかい。
かつ、購入者さんと適時メッセージのやり取りもできる。
アラサー世代以上の皆様は覚えておいでかと思いますが、その昔インターネットが庶民に普及し始めた頃、掲示板とかチャットってのがありましたよね。
全く見ず知らずの人とネット上で出会い、はじめまして〜とかいうあの感じ、いわゆるSNSが普及してからは私は全然やらなくなってたけど、あの感じを思い出します。
そして上記全てに通じると思うのですが、人の褌で相撲を取る思い切りの良さが凄すぎる。
いいね! ってfacebook、 紹介文はミクシィ、荷物のトラッキングはヤマトさんとか日本郵政さんが持っていたわけだし、
そもそもフリマの出品物自体が、例えば私の出品したランコムのマスカラが売れるのはメルカリが偉いわけでも私が偉いわけでもなく、ランコムの社員の皆さんがマーケから商品開発からプロモーションから頑張ったおかげで、ブランドが定着して素人が売ってても買い手が安心できるからであってね!!!
それを全部吸い上げてケロっとした顔で取引代金の10%を徴収する我らがマスター、それがメルカリ。
まだまだ凄さを挙げたらきりがないよ。
今日も私に幸あれ。