夫と食洗機 の巻

引越しを機に食洗機を導入しましてん。


食事の後片付けは夫がしてくれることが多いので、お皿洗いがラクになったと喜んでいる。

たしかに、ラクである。「あとやっといて」感というか、お皿と洗剤放り込んでボタン押せば良いというのはラクである。

そんで夫はほぼ毎日食洗機を愛用。


そんな平和な日々の中、先日、私の小さな葛藤が勃発したのです。

その日夕食で使った食器は、おかずを盛った大皿1枚、2人分のお茶碗とお椀、箸、コップ、以上。


これ、食洗機回すのもったいなくない?


だって手で洗ったって大したことないし、

食洗機は放っておくだけとはいえスピードコースでも30分はかかる、水道代もかかる、うううむ。


そんな私の葛藤を知らず、夫はご機嫌で食洗機起動。


その時気付いたのです。

これは、食洗機使うべきだ、と。


そもそも私にとってはポっと出の食洗機ですが、元はと言えば前の家に住んでた時に夫が会社の先輩から貰ってきて、納戸にしまっておいたもの。

彼にとっては先輩からもらい、いつか使おうと気持ちを温め、引越し後に専用のアタッチメントを探して購入し(1万円くらいするって唸ってた)、自力で取り付け、洗剤を吟味し、ようやく使い始めた食洗機である。


手肌が荒れる、お皿洗いから解放してくれる待望の食洗機。


それをアータ、「少ないんだから手で洗ったら」とか、どこの鬼畜がどのツラ下げて。


私なら「じゃーあんた洗ってよ!!」ってなるね。必ずなるね。


ということに気付いて全ての言葉を飲み込んだ。

あぶなかったー。



夫よ、食洗機をガンガン使って、ご機嫌でいてたも。

妻はそれくらいの水道代、屁とも思わないように仕事頑張るよ。



今日も私に幸あれ。