お馬さんが可愛すぎて競馬ができなくなりそう

先日、妹に連れられて初めて競馬場に行きましてん。例の柳楽くんやら高畑充希ちゃんやら出るCMの狙い通り、若い人も増えて明るい雰囲気だと聞いてはいたけど、ほんとにその通りだった。まず人が多い、絶対数が多いし、子ども連れから若者からおじいちゃんお…

なんでもない週末の彼女の

嬉しいことは文字にする。週末、高校時代の友人の個展に遊びにいった。彼女は一回就職したあと綱渡りしながら美大で写真を学び、いまも働きながら写真を撮っている、その個展。小さなギャラリーを借りて額縁やら何やら手配して、お金がかかるから準備や運営…

これはもう冬じゃないか

昨日スタバに入ったら、まごうことなきクリスマスの雰囲気で満たされていて、音楽、照明、飾り付けや温かさなど、あっこれがクリスマスなんだって、これは日本で育った日本人には作れない空間だわって、妙に感動してしまった。普段モノクロの服しか着ないか…

観たい映画がたくさんあるのだ

週末の夜は家に籠って、久しぶりに2本連続で映画を観た。 Netflixほんとにすごいね、もう万引き家族もトイストーリー4も配信されてたよ。いや、観たのは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」と「オーシャンズ8」なんですけどね。「マンチェスター・バイ・ザ・…

久しぶりの投稿と、こんな世界でいいのか

また仕事でひと山越えたわけで、どうもお久しぶりです。仕事と試験勉強などしていたのだけど、資格試験とか語学とかやってたら大人になっても一生勉強し続けられるという事に気付いて嬉しくなってる。やはり地方の会社で朝から晩まで同じ顔ぶれに囲まれて、…

ノートルダム・ド・パリへ

春である。山際にたなびく雲、夕空に印象派の絵筆のような朧月、漱石先生が言うところの縹渺たる春である。ノートルダムが焼けてしまって悲しくて、パリに思いを馳せる昨日今日。夜空に浮かび上がる大聖堂を、写真を撮ったり讃美歌を歌ったりしながら見上げ…

そして追悼、アニエス・ヴァルダ

アニエス・ヴァルダが3月29日に亡くなっていたことを今朝知った。あぁ…ミッシェル・ルグランも昨年亡くなり、当時の登場人物でご存命なのはカトリーヌ・ドヌーヴくらいでしょうか、ヴァルダも高齢だったからこの訃報に嫌な感じはないのだけど、シンプルに、…

映画は人生、どこまでも

しばらくブログの更新が途絶えました。忙しかったのである。場末のOLも期末は一丁前に忙しかったのである。そしてようやく落ち着いてきた。春。お仕事だいぶ消耗したので、まずは何本か映画を観たい。あぁ、プラダを着た悪魔が観たい。正真正銘のお仕事系眼…

iPhoneに苦戦するおばあちゃんがかわいかった

年越しに夫の実家に帰り、御年84歳のおばあちゃんに久しぶりに会った。会った初日にガラケーからiPhoneにするからと更新に立ち会い、しかしiPhoneの使い方分からないから孫一同質問攻めにあう。私も孫の亜種である。話を聞いていて思ったのは、文字が小さい…

読書日記、のようなもの

水村美苗の「日本語が亡びるとき」を読んでいる。読んでいて、ちょっと一度発語しないと知恵熱で苦しいのでこの文章を書いている。人生には時々「一生もの」の出会いがある。10代初めに江國香織を知ったときは「わたしの作家だ」と思い、20代初めに内田樹を…

暮らしの練習帳

年末忙しくて心が荒む。いつもつんけんしてる同僚が忘年会で、「何にでも小ねぎを散らして色を稼ごうとしないで欲しい」とか言い出すので、だったらてめえは一生白いもんだけ食ってろって言わなかった自分を褒めてあげたい。また先日、別の同僚のデスクトッ…

田舎のオフィスの白昼夢

製造業の会社に勤めているので、先日社内講習でトヨタ生産方式の話を聞く機会がありましてん。「後工程はお客様」「前工程は神様」という話が出た途端、ここに「そしてお客様は神様」という命題を噛ませたらスピノザからキルケゴールに連なる大陸神学論の系…

読書日記②

最近読んだ本のことなど。・きことわ朝吹真理子ずっと気になっていた朝吹家のご令嬢の芥川賞受賞作。素晴らしかった。さすが文学者の家系ともいうべき丁寧で緻密、それでいて涼やかな文体が大変良い。なんかこう、一つひとつの言葉をきちんと吟味して、ため…

サンタについて肝心なことが知らされないこの国で

クリスマスソングが流れる人ごみのない田舎にもクリスマスはやってくる、それは大抵子どもたちのプレゼントに悩むお母さんたちの会話という形で現れるのですが、私は中学生一年生の時に受けたあの衝撃を思い出す。当時、英語の授業でSanta Claus is coming t…

右と左がわからない話

能力上の欠陥というか、けっこう未だに直らないことに「右と左がよく分からない」というのがあります。何言ってるのか意味不明でしょうけど、調べてみるとそういう人は他にもいるみたいで。私の場合は、日常生活で「もっと右」とか言われたときに、咄嗟にど…

椎名林檎さま、不惑の余裕、素晴らしかったです

椎名林檎の40歳&デビュー20周年記念ライブ「不惑の余裕」に行ってきましてん。夫と一緒にさいたまスーパーアリーナの日。もうもうもう素晴らしすぎて、まだ夢心地が続くというかあれは夢だったんじゃないかと思ったりするくらいですけど、同時に林檎嬢はしっ…

読書日記①

相変わらず本を読んでいる。往復の通勤時間がインプットの時間でしあわせ。定期的な江國香織読み返し&西加奈子深耕&青山ブックセンターの話など。・江國香織 「ウエハースの椅子」 「東京タワー」ウエハースの椅子、江國作品の中で一番好きで、とくに角川文…

冬がくるよう

日に日に寒さ増す11月、みなさまいかがお過ごしですか。私は朝方さなぎのように丸くなる夫のかわいさにふふふってなりながら、朝食に冷たい牛乳をかけたシリアルが食べられなくなって朝食迷子です。冬の朝って何食べてたかなまじで。朝布団から出るのもつら…

心からどうでもいい夫婦のすれ違い

久しぶりに、夫に叫んだことがあったのです。その日は日曜日、私も夫も別々に予定があって出かけるよって日。朝8時、妻起床。食器の片付け、洗濯などする。9時、身支度を始める。お化粧してるところに夫起床、シャワー。9時30分、夫出かける。10時、妻出かけ…

アジカンというバンドについて

通勤時間が長くなったので、iPhoneに入れる曲が多くなっている。久しぶりにアジカン(ASIAN KAN-FU GENERATION)のアルバムってか、ベストアルバムの骨盤(ホネバン)を聴いている。このアルバム、アジカンのなかで「骨っぽい曲」を年代シャッフルして構成し…

秋の夜長のスピッツの

秋ですねぇ。深まりますねぇ。今年の秋は無性にスピッツが聴きたくなって、通勤時間ずっと聴いてるわけですが、あらためてバンドとしてのスピッツがとてもよい。草野マサムネの声はもちろんなんだけど、他の楽器も、あぁこのギターは紛れもなくスピッツのギ…

小倉百人一首との再会

先日好きなアーティストの好きな曲を考えたあと、ふと和歌とか、どうなんだろと思って万葉集や小倉百人一首を久しぶりに見たのであります。この時代、ネットで検索したらそんなのも全部、出てくるのでそれはそれで有難いのだけど、やはりいつか終の住処を定…

好きなアーティストの一番好きな曲2018初秋

例によって、好きなものをつらつら書き留めるシリーズ。好きなアーティストの作品でも一番好きな曲は時々によって変わるもので、後から読み返したら懐かしくなるかもしれない。YUKI→選べない。JUDY AND MARYでもいまだに、選べない。椎名林檎→ありきたりな女…

思いとか継続とか、力なり

仕事の話で、昔先輩から聞いた大好きなエピソードがありまして。その方は前職、ファストフードの正社員さんだったんです。同期の中で2人、気の合う人がいて、3人とも入社1年目から好きなこと、やりたいことがあったそうで。Aさん:エリアマネージャーになって…

そしてまたモヤモヤするのです

地方の製造業で管理系の仕事をしているのですが、先日取締役会で出したお茶の片付けをしていたら、社長が「なんや、あなたにお茶片付けさせるとか、怒られそうやな。こんなの私の仕事じゃありません! って、よくドラマとかであるやん? かかか!」って絡ん…

大人になれて私は嬉しいのです

髪を切ったのだ。50センチくらい切ってショートにしたのだ。その時の美容室(以下サロンて言いますね)体験が、自分史上最高ってくらい良かったので、記念に記す。世の中のサロンと美容師に敵意ぷりぷりだった過去の私よ、読みなさいよ。そもそもなぜそんな…

イライラは出すに限るよ

30過ぎて生理前のイライラを持て余しがちだったので、いろいろ試してよかったやつ備忘録。・大声で歌う →椎名林檎とかcoccoとか、毒気のある選曲がよい。どろどろしたのを吐き出すように歌う・泣く →涙を流すということ。たとえばハチクロ(ハチミツとクロー…

久しぶりに本気の愚痴

少し前、50代それなりの役職の方が同じ部署に異動してきた。そして、この人の長い話により私の時間を拘束されることのストレスが閾値を超えそう。何が嫌か。・結論がない・文句はあるが、代替案はない・「俺は最初からダメだって分かってた」と、なぜか威張…

30代のおしゃれ、分かったかもしれない

つい先日まで、「30代、何を着たらいいかわからない!」ってぽんこつ雑誌のコピーみたいなことを言っておりましたが、なんか忽然と分かったかもしれない。というかあの、特別なことでもなく、もういろんな人が言ってることですけど、忘れないうちに書き留め…

夫が好きだ 11

最近夫の帰りが遅く、夜10時とか11時に帰ってくるけど家でごはんを食べる。先日、私もけっこうへろへろになりながら深夜のご飯を出したら、夫がきぃーっ!なんでアンタの方が会社近いのに帰りこんなに遅いのよっ!アタシも働いてるのに、アタシなんか通勤遠…